北朝鮮海外公館の密輸実態

Korea ScopeのHPから

 北朝鮮は、外貨不足により、70年代から、在外公館に対する資金支援を縮小するや、在外北朝鮮公館は、公館運営経費の自主調達のため、世界の至る所で各種物品に対する密輸行脚を頻繁に行っている。

 一方、北朝鮮の密輸手法は、外交行李を通した直接密輸及び国際郵便物を等を通した間接密輸、その他現地人を仲介人に活用する手法等、多様な手法を使用している。

 主要密輸品目は、南西アジアでは金塊、アフリカでは象牙、東欧では煙草、酒類、電子製品、衣類等、地域特産品及び嗜好品を主に密輸する。

 

主要摘発事例
93.4ナミビアで北朝鮮公館員3名がダイヤ密売を企図し、摘発
96.4チェコでモスクワ駐在北朝鮮公館員2名が煙草2万本の密搬入を企図し、摘発
96.11ヨルダンで駐シリア北朝鮮公館員がマルボロ煙草550箱の密搬入を企図し、摘発
97.10ケニアで駐ザンビア北朝鮮公館員が象牙148kgの密搬出を企図し、摘発
97.12ネパールで駐ネパール公館員3名が金塊100kgの密輸を企図し、摘発

 このような北朝鮮の密輸行脚は、7年連続マイナス経済成長を記録している北朝鮮の現実を勘案してみると、本国から資金支援をほとんど受けられないでいる在外北朝鮮公館を中心に持続されるものと展望される。

上へ

最終更新日:2004/03/19

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル